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(66) 「近隣の変化」と「公安K」について

D 様




旅立ちをためらうかのように、真夏が居座っています。
暦はすでに秋のページを開いているのに・・・。

待ちきれずに咲いたコスモスの花にも、
陽は容赦なく照り付け、花弁をうつむかせています。

流れ出る汗を拭きつつ、職場へと向かう大人たち ー 。
日焼けした顔を眩しげに歪めて、登校の途を行く子供もたち ー 。

私は、そんな朝の光景をぼんやりと窓から見ています。
視界の端にはパルの小屋・・・所在無げに主の帰りを待っています。
モミジの木がそれを、優しく熱射から守っているけれど・・・。

いつもの夏の風景の中に、パルだけが抜けています。





D様

我が家の周囲の様子が、微妙に変化してきました。
ここ2週間ほどのことです。

まず、我が家の真向かいにある空き家 ー。
この建物の二階に窓があります。
この窓は、我が家を西側から見渡すのに、最適な位置にあるのですが・・。

何年もの間、閉め切ったままだった、この窓のカーテンが開けられたのです。

以前 ー。
敷地内の貸家に住む、小学生のLが・・、
「おばさん、あの二階の窓のカーテン動くんだ。時々、カタカタッて音もするし・・・。」
Lは、お化けがいると言うのでした。
(このことを、私は、以前の手紙に書いたことがありました。)

カーテンの向こうに誰かがいる ー 私も、そんな気はしていました。
夜中にパルが、この建物の方を見て、激しく吠えていたこともありました。
窓越しに建物を見ても、ひと気はなく、ひっそりとしているのに・・・。

私が、カーテンに気付いたのは、10日ほど前のことです。
まるで、「ここには何もありませんよ」とでも言うように、カーテンは突然、開けられていたのでした。


数年前までは ー、
この建物には、ラーメン店が入居していました。
私たちは、引っ越してきた当初、間近にあるこの店をよく利用していたものです。

しかし、数ヶ月後 ー。
店は別の場所に移転してしまいました。
それ以来、空き家です。

ラーメン店が退居してすぐ、建物の色が塗り替えられました。
白から、鮮やかなオレンジ色になったのです。
それは、近隣の光景には馴染まない、奇抜な色でした。
家の真ん前の建物・・・その色は、日常的に、嫌が応にも目に入ることになります。

「何のつもりかね。こんな色に塗って・・。」
夫は不機嫌でしたが ー。

「明るくて、いいんじゃない。」
私は、夫をそう慰めたのでした。
幸いなことに、私はオレンジ色が嫌いではなかったのです。

しかし、もし、私がこの色が嫌いだったら・・・。
この建物を見るたびに、不快感に捉われたはずです。

(当時、私はまだ、自分が被害者であることに気付いていません。.
気付いていれば、この組織犯罪の手口の一種だと悟ったはずです。
ターゲットにマイナス感情を呼び起こす ー その為の手口は多種多様です。)

建物は、入居者がいないまま4年近くが経ち・・・今、オレンジ色は、鮮やかさを失いつつあります。



さてD様、周囲の様子の変化ですが ー。
隣のアパートにもありました。

このアパートは、この半年ほどの間に、外灯を点けるようになったり、
外観を手入れしたして、イメージが変わって来たのですが ー 。

4,5日前の朝のことです。
私がゴミを出しに行った帰りでした。
ゴミ集積所からの帰りは、このアパートの南側を見ることになります。

何気なく、アパートに目をやった私は、「オヤッ」と思いました。
2階のベランダに、洗濯物が干してあるのです・・・。
それは、今までには見られなかった光景でした。

D様 ー。
このアパートには、生活感というものがありませんでした。
人が暮らす日常の音も、ほとんど聞こえて来ません。
住人は、いつもひっそりとしているのです。

それが、このところ外観的に、人が住んでいる様子が見えるようになったのです。
ハンガーに吊るされた洗濯物・・・それは、町の風景に馴染んで、このアパートの印象を変えていました。
物音は、相変わらずしませんが、アパートに漂っていた陰気さは、消えたように思います。


そして、アパートの東隣に並んでいるSA家ですが ー。
最近、生垣を剪定しました。
我が家との境界の寒椿の丈は、今までの半分ほどになりました。
また、この寒椿の向こうに生い茂っていた木々も同様の高さになり、我が家から見える景色が一変しました。
空が広がり、明るくなったのです。

我が家との境界の辺りは、印象が大分変わりました。


更に、東隣のWA家も ー。
業者が来て、雑草を刈り取って行きました。
そして、全く聞こえなかった子供の声が、時折、聞こえて来るのです。
夏休み・・のせいだったかも知れませんが、昨年まではなかったことです。

そして、また ー。
SA家とWA家の奥さん同士が話している声が、聞こえて来ました。
これも初めてのことです。

夜、全く見えない両家の明かりも、時折ですが、点いているのが見えるようになりました・・・。

組織犯罪?
そんなことは被害妄想ですよ。
周囲は、こんなに長閑で、普通の人たち・・・。
有るはすないじゃないですか。

・・・そんな演出を始めたのかも知れません。
そう言えば、私の行動の節目に、24時間鳴り続けていた「ホーッ」の音も、このところは止んでいます。

しかし、D様 ー。
家宅侵入は続いています。
加害行為は、より陰湿に、そして巧妙に行なわれているのです。


**********************************************



次に ー。
前々回の続きに入らせて頂きます。


私が、この組織犯罪の主体と確信している「公安K」についてです。
私がそう考える理由は、いくつかあります。

まず、この犯罪の内容を鑑みれば、一個人や団体にできるものではありません。
この犯罪は、専門技術を駆使し、多額の金銭を使い、広範囲に多数の人員を動員して行なわれています。
協力者は、日本全国は勿論のこと、外国にまで潜在しています。

ゆえに、被害者が外国に行ったとしても、加害行為は続けられます。
国内同様とは言いませんが、ハイテク機器を使った加害行為 ー 電磁波照射や音声送信などが行なわれます。
それは、アメリカ在住の「目に見えない危険」さんや、最近、オーストラリアに行かれた「戦え!! 集団ストーカー被害者」さんの例からも顕著です。


D様 ー。
この犯罪組織の規模の大きさが、お分かりいただけると思います。

私は、この犯罪は、国家が国民を統治するシステムの中で行なわれている ー と考えています。
現在の支配体制を揺るがす者や、不都合な者を排除していく為のシステムです。
それは、国内の多くの企業、団体、個人が取り込まれ、この国では既に機能しています。

そして、そのシステムの機能を維持するため、常にターゲットが必要とされているのです。
それが、現在、この国で行なわれている組織犯罪のバックグラウンドです。

この統治システムは、アメリカから世界各国の友好国に広められ、被害者は世界中に散在しています。
かつて、クリントン大統領が、CIAに対し、この組織犯罪を止める様にと命令したと言われていますが、
規模が縮小したとは言え、加害行為は止んでいません。

日本においては、縮小するどころか、この組織犯罪は増長を続けています。
公安Kを制御する政治家がいないのです。
マスメディアも沈黙したまま・・・。

公安Kにおいては、国から与えられる予算の使途すら、明確にされていません。
やりたい放題の狂気の集団に化した原因は、こんなところにもあるのです。

それを明確にすれば、活動する上で支障が出る・・・政治は、そんな理屈を鵜呑みにし、この組織をアンタッチャブルな存在にしてしまいました。

D様 ー。
予算の使途を明確にすれば、どんな支障が出るというのでしょう?
私は、そんなことはないと断言します。

支障が出るというのなら、論理的にそれを説明しなければなりません。
また仮に、支障が出るとしても、それでもいいではありませんか。
優先すべきは、組織が健全に動いているかどうかの検証であり、民主主義国家においては、当然のことです。
「支障」を、水戸黄門の印籠のごとく振りかざし、秘密主義を押し通すことなど許されるはずもありません。

そもそもが、戦前の「特高警察」と同じ体質をもつ組織ですから、国民の常なる監視が不可欠なのです。
そして現在、多くの国民が、この組織に胡散臭いものを感じているのですから ー。

凄まじい人権侵害 ー ターゲットとされている被害者の苦しみを思えば、救済に一刻の猶予もないのです。


D様 ー。
私は、以前から言っているのですが ー、
予算の使途を詳細に調べていけば、この組織がどんな活動をしているのかが、浮かび上がって来ます。
多大な予算で何を買い、組織員は日々何をしているのか・・・。

電磁波や超音波を照射するための機器は購入していないか ー。
催眠などのための薬品類の購入はないのか ー。盗聴機、盗撮機、通信機器は ー。
また脳内マイクロチップやパソコンの購入は ー。
協力者には何をさせ、報酬はいくらなのか ー。

勿論、これらの検証に対し、帳簿を偽装することは考えられます。
しかし、可能な限り執拗に追求していくべきです。
税金の使途を追求するのに、何の遠慮がいるでしょう。


D様 ー。
実は、予算の使途の極一部ですが、私は公安OBから直接、聞いたことがあります。
6,7年前のことです。

当時、夫は福祉関係の仕事を計画していました。
県内のN市に、特別養護老人ホームを建設するというものです。

特別養護老人ホームを経営できるのは、「医療法人」か「社会福祉法人」です。
夫は、社会福祉法人を設立する必要がありました。
施設の建設計画と平行して、県の担当課にその設立を申請をするのです。

社会福祉法人は、理事会が運営しますから、まず、その人選をしなければなりませんでした。
その他に、理事の2倍の人数の評議員も必要でした。

夫は人脈を駆使し、医師、元学校長、寺の住職、社会福祉協議会員、牧場主など、地元の有力者に役員就任を依頼しました。その中に、夫が、仕事上で関わったことがあるSNという人物がいたのです。


SN氏は、関東のS県在住でしたが、両親がF県出身でしたので、いずれこちらに戻るということにしたのです。
それで書類が作成されました。

SN氏は、警視庁のOBでした。在職中は、都内S区の署長を務めたり、警察学校の要職に就いたりの、エリートコースを歩んで来た人でした。中国語が堪能で、公安の該当の部署には、長く在籍していたようです。

このSN氏は、大変な電話魔でした。
当時、私がやっていた会社に、暇さえあれば、電話をかけて来るのです。
そして私は、他愛もないことを延々と聞かされるのでした。

話しが1時間で終われば短い方です。切るタイミングが掴めないまま、2時間近くも聞き役を務めたこともありました。こちらの都合を、考慮することは全くないのです。

電話は勿論、私にばかりではなく、夫の方にも掛けまくっていたようです。
聞けば、長電話では有名な人なのでした。

そんなある日 ー。
このNS氏が、話しの中で ー。
「・・・今度、警視庁がアメリカから凄い機器を買いましたよ。何十メートル離れたところからでも、そこに焦点を合わせれば、会話でも何でも聞くことが出来ます。これからは、盗聴器なんて付けてる時代じゃないですよ。」

思えば、口の軽い人でした・・・。
田舎の零細企業の社長に話したところで、何の問題もない ー と思ったのかも知れません。

しかし、D様 ー。
SN氏のこの話は、もちろん、問題を含んでいます。
つまり、警視庁が違法な盗聴をしているということです。
その為のハイテク機器を、アメリカから購入しているのですから ー。

警視庁の公安部は、この機器の購入に際し、どのような経理処理をしているのでしょう・・・? 
公安K全体の予算使途の、詳細な検証が急がれます。 



さて、D様。
公安Kの組織員を、養成するための機関に付いてですが ー。
その機関と、教育内容を内部告発した本があります。
それを、次回に書かせて頂きます。
  


**********************************************



パルがいなくなり、今日で12日目になりました。

犬は、何百キロ離れたところからでも、帰って来ると言います。
利口な犬ですから、何とか辿り着くことでしょう。

どこかで保護され、飼われているのかも知れない・・そんな気もします。
パルを心配してくれる人たちの優しさが、私にエネルギーを与えてくれます。

パルはきっと、帰ってくると思います。


猛暑はまだ暫く続くとか ー 。
体調に御留意くださいますよう ー 。




                               2010.8.27
                                     万 留 子



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Keyakiさんへ

コメント有難うございます。
簡単な文面の中の暖かさに励まされました。
多くの読者に支えられているという実感もまた・・。

これからも、よろしくお願いします。
またコメント下さいますよう ー。

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No title

昨日更新がなかったので心配していました。
更新されてほっとしました^^

体調の変化にはくれぐれもお気をつけくださいね。

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ミセスまるこ

Author:ミセスまるこ
命ある限り書き続けます。

記事のアップが遅くなってしまいました。お詫び致します。

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接続診断をしても、問題はなく・・・遠隔操作による悪質な妨害だと考えています。

アップまでに何時間もかかってしまいました。それでも、私は書くのを止めることはありません。今後とも応援していただければ幸いです。


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<初めて御訪問の方へ>

この小説は、どの回もほぼ独立した形式になっています。繋がりがあるとしても、その回の前後だけです。でも、時間があれば(1)から読んで頂ければ嬉しく思います。そして、今後ともよろしくお願い致します。
尚、この小説は事実をもとに書かれています。


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