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(64) 「破られた網戸」と「公安K」について

D 様



朝方、この地の空を覆っていたのは厚い雲 ー 。
やがて、それは大気に流され、青空が見え始めました。
白い雲の合間からのまばゆい光・・。

そして、また灰色の雲が空一面に・・・不安定な大気が、空の様相を変えています。
台風がこの地方に近づいているのです。

淡い陽射しは、どことなく不穏な色を帯び、
風は、行く方向を迷うかのように一定しません。

そんな風に揺れる青葉は、
すでに紅葉への仕度を始めたかのように、艶を失いつつあります。

テレビからは、帰省ラッシュのニュースが流れ、
元政治家の逮捕・・盆後も続く猛暑・・そして台風の行方 ー。

終戦の日は、そんな喧騒の中で迎えられようとしています。




さて、D様 ー。

一昨日のことです。
私は、管轄のF警察署に電話をしました。
我が家に、ある異変があり、それを通報したのです。

やがて、駐在所勤務の若い警官がやって来ました。
「私は管轄外なんですけど、今日、ちょっとした事件で、忙しいもので・・。」
まだ、警察官になり立てと思われる、その若者の笑顔は爽やかでした。


その日の朝 ー。
私は、居間のサッシ戸を開けていました。

居間の戸は、東南の角にある柱を挟んで、直角に付いています。
私は、まず東向きの方を開け、次に、南向きの方を開けようとしたのです。

その時 ー 、
東向きの網戸が、破れていることに気が付きました。

「エッ? 何でこんなところが・・。」
戸の右下部分が、15×15センチくらいの大きさで破れているのでした。

「そうか・・・。」
私はすぐに、この位置が破れている意味を悟りました。

網を破った者は、そこから手を入れて、錠を解いたのです。
破れの大きさは、それを裏付けていました・・・。


その三日前 ー 。
私は、南向きのサッシ戸に錠を取り付けました。
戸と柱を繋ぐように、戸の左下に補助錠を付けたのです。

その戸は、最近も外されている形跡があったので、私は、それを防ぐ措置を講じたのです。
電気ドリルでサッシ戸に穴を開け、ネジ釘で錠を取り付けました。

簡単な「掛け錠」ですが、この戸はもう外されないはず ー でした。

しかし、
戸は、やはり外されました・・・。


D様 ー。
この組織犯罪者が、いかに家宅侵入にこだわるかが、お分りになったと思います。
そして、その大胆さ、執拗さも・・。


さて ー。
若い警察官は、早速、現場を検証しました。
「・・・そうですよね。ここから、手を入れれば、その錠は外せますね。」

私は、それを取り付けた経緯を説明しました。
サッシ戸が外されている痕跡が、何度も見つかっていると ー 。
そして、その痕跡を確認してもらいました。

「叩いた痕がありますね。」
「主人が歪みを戻したんです。幾つもありますでしょ?」

私は、以前に落ちていた、サバの空き缶のことも話しました。
犬を吠えさせない為に与えたもの ー という推測と共に・・・。
前に来た2名警察官は、まったく聞く耳を持たなかったのですが ー。

「でも、不思議ですね。犯人は、この網戸をもっと大きく破って、そこから侵入した方が早いですよね。
 何故、わざわざこんな入り方をしたんでしょうね?」

もっともな疑問でした。
この組織犯罪の手口を知らない人は、ほぼ同じ疑問を抱くことでしょう。

しかし、被害者たちは、その答えを身に染みて知っています。
痕跡を残さない・・・この犯罪の加害者は、それに細心の注意を払うのです。

今回の場合 ー。
網戸を大きく破れば、家宅侵入があったことは、一目瞭然です。
私は、すぐに気付いて、その場で通報したでしょう。

網戸の隅の小さな破れ・・・それは、即座に気付くことのない寸法でした。
現に、破れたあとは目立たないように、できる限りの復元がしてありました。

ですから、私自身も、この破れがいつ付けられたのか ー 夕方、2時間ほと家を離れた隙のことなのか、
就寝後のことなのか・・・特定が出来ません。

警察官によっては、「何かで破れて、今ままで気が付かなかったんじゃないの?」などと言うかも知れません。
以前に来た二人だったら、間違いなくそう言うことでしょう。


「今までに、どんな被害がありましたか?」
若い警官は、私に澄んだ目を向け、訊いてきました・・・。


D様 ー 。
私が今までに受けた被害を、そして、現在も受け続けている被害を、事細かに説明出来たらどんなに幸いなことでしょう。彼は今、少なくとも、聞く姿勢は持っています。

でも、それを話し出せば、この若い警官の頭は、混乱を始めるはずです。
私の脳裏には、彼の戸惑う顔が浮かんでいました。
短時間では無理・・・だから・・、

「被害は、些細な物が無くなっていることはあります。気の精かも知れませんが・・・。
 でも、侵入の形跡は確かにありますし、犯人は、痕跡を残さないことに、細心の注意を払っているように
 思います。」

そう言うのが、精一杯でした。

「何回も繰り返されているわけですね。状況的に普通じゃないなぁ・・・。」
警官は、立ったまま、回りを見渡しました。
「このアパート・・・どんな人が住んでるんですか? ここからだと、すぐですよね。」

彼はアパートを見て、警官として当然至極の言葉を発しました。
我が家との間に遮るものはなく、人目につかず行き来するには,最適なロケーションなのですから ー。

「すぐ隣なのに、住んでいる人はほとんど知りません。入居者は半分ほどで、入れ替わりはないようです。
住人たちは、どこか陰気なんですよねぇ。」

「戸別訪問して、調べて見ますよ。」
若い警官は、職務に忠実であり、率直でした。


しかし、D様 ー。
私は、この若い警官のこうした対応が、長く続かないことを知っています。
彼の当たり前の感覚は、除々に方向修正されていくはずです

この組織犯罪の被害者が、警察署に赴き、被害を相談した時 ー 、
最初に応対した警官は、親身に話しを聞いてくれると言います。
しかし、席を立って戻って来たり、2回目に訪れた時は、態度が一変してしまうのです。

この犯罪に関しては、警察は、通常の取り組みをしません。
被害を、封じ込めようとし始めるのです。

先入観なしでやって来た、この若い警察官もまた、組織の方針に沿って動くことになるはずです。


現に ー。
「写真を撮ってから、事情を詳しく聞きます。この部屋を使わしてもらっていいですか?」

彼は、居間で事情聴取の書類を作成するつもりでした。
私は、快諾しました。

「署と連絡を取って来ます。カメラも持って来ないと・・・。」
警官は、乗ってきたミニパトカーの方に、走って行きました。


「写真は撮りますけど・・・被害はいろいろあるようなので・・・証明が必要になるし ー。」
戻って来た彼は、どこか歯切れが悪くなっていました。

つまり、事情聴取は行わないと言うのでした。

私は、この若い警察官を責めても、仕方がないと思いました。
「今回の件を、記録しておいて頂ければ、結構ですよ。」

彼はホッとしたように、
「担当課にはよく伝えておきます。夜の警らも、重点的に行なうようにしますから ー。」

そして、担当課の電話番号と、自分の駐在所の電話番号を書いて置いて行きました。

「担当地域と違うところには、初めて来ました。何か新鮮ですね。」
彼は、爽やかな笑顔でそう言いながら、ミニパトカーに乗り込むのでした。

警察官として当たり前の感覚・・・彼は、それを持っていました。
先入観がないままにやって来て、今回の事件に率直な対応をしたのです。
それが組織の中で歪められないようにと・・・私は、複雑な気持で車を見送ったのでした。




**********************************************



次に、D様 ー。
私が、この組織犯罪の主体だと考える「公安K」について、少し書きたいと思います。
私たち国民は、この組織について、実体を知る必要があります。


まず ー。
私は、現在、この日本は、共産主義国家が顔負けの「監視国家」になっていると感じています。
「思想」「言論」「集会」「表現」・・・自由であるはすのそれらの活動は、「自由」を標榜する国ゆえに、
より陰湿に、巧妙に制限されていると言えます。

そればかりか、国民の痛くない腹をさぐり、違法な監視がされているのも事実だと思います。
それは、内部告発者や体験者から、洩れ出ていることです。


また、国民が国民を監視する体制も、社会に不都合な者を排除していく手法も ー すでに確立されています。
現体制の足元を、少しでも揺らすものがいれば、社会から排除する歯車が回り始めます。

「社会的地位の剥奪」、「経済的な追い込み」、「精神的、および身体への巧妙な攻撃」・・・その手口は巧妙、かつ多様です。

それは、この日本の骨格に組み込まれ、バレるはずのない犯罪なのです。
その機能を動かし続けるため、組織は常に対象者を欲しています・・・。

対象とされた被害者は、理由が分らぬままに、壮絶な苦しみを受けているのです。
インターネット上には、それら被害者の、悲鳴とも言える声が溢れています。



さてD様、この公安Kについてですが ー 。

公安Kは、警察庁警備局が指導統括している組織です。
警察本部の警備部公安課・公安係・外事課・外事係がその実務を担っています。

この警備局は、全国の公安警察を指導し、「捜査」「内偵」「潜入」「スパイ摘発」「構成員の誘拐」等・・・
憲法、法令違反を伴う活動、治安維持活動全般を統括しているのです。

組織の最高位は、当然ながら警察庁の警備局長になります。


実働部門である、都道府県警察の公安課や外事課は、他の部署との関わりが比較的薄いと言われています。
つまり、公安Kは、警察組織の一部というより、「防諜」や「秘密警察活動」を行う別組織だと考えるのが、適切です。また、組織員は、警察官というより「情報機関要員」と言う方が妥当だと言えます。

ならば、この組織員たちは、日々、具体的には何をしているのか・・・?



D様、この続きを、次回に書かせて頂きます。


台風が去れば、又、猛暑の日々とか・・。
どうか御自愛下さいますよう ー。



                             2010.8.12
                                   万 留 子




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Kanaさんへ

コメント有難うございます。

読者の方から反応は、書く上でのエネルギーとなります。
この組織犯罪の実態を、多くの方々に理解して戴くため、私は書き続けているのですが、それは孤独な作業であり、滅入ることも少なくありません。

そんな時に、読者がお寄せ下さるコメントを読みますと、何か、優しい手で支えられているような、不思議な安堵感に包まれます。優しく暖かな、沢山の小さな手が励ましてくれるのです。

Kanaさんは、今後、するべきことを模索なされているようですが、
「目に見えない危険」さんが、最近、提案されいることあります。

それは、様々なメディアや、著名人にメッセージを送り続けるというもです。
例えば、「私は被害者です。助けて下さい」というような、簡単なメッセージでいいから、ネット上で放つのです。これは、私も以前から、実行していました。選択肢の一つに入れて戴ければと思います。

被害者は日々、苦しみの中にいます。
しかし、そんな中から、被害をアピールすることは、とても大切だと考えています。
情報交換など、協力し合えれば、嬉しく思います。

また、コメント下さいますよう ー。






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