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(2)

D 様



あなたへの手紙はこれで二通目になります。
一通目を読んで頂けたかどうかということは考えないことにします。

前回の手紙で、私は「集団ストーカー」というキーワードを示しました
そして、この言葉が、必ずしも適切な表現とは思ってないことも ー 。

でも、今のところ、私がこれから書き綴っていく内容を、簡潔に表す言葉として、これ以外に見つかっていません。
だから当分、この言葉を使うことにします。

D様 ー 。
あなたは「集団ストーカー」というこの言葉を知っておられましたか?
私は昨年、インターネット上で、偶然この言葉を知りました。
そして、この内容が私の身の上に起こっていることに、符合することに気付いたのです。

昨年5月頃より、私は自分の身に何か起きていることを感じていました。
不可思議なことが次々に起きるのです・・・。

その頃私は、精神的にも身体的にも、特に疲れてなかったし、また、高齢と言われる歳でもなく・・・、
若い時ほどではないにしろ、記憶力が著しく衰えた ー ということも、ありませんでした。

その私が通常に考えて、どうしても理に適わぬことが起こるのです。
そして、半年ほどの間に、それは信じられないほどエスカレートしていったのでした。
それは現在も続いています。


まず、今日のことから書き始めることにします・・・。

今日、私は夫と言い争いをしてしまいました。
原因は家の敷地に関することです。

私が現在住んでいる家は、300坪ほどの敷地があります。
その中に3棟の建物が建っています。
私たちは、その中のひとつ、平屋建ての家を住まいにしています。

残りの2棟は、通りに面して建っている2LDKの平屋と、そのすぐ東隣に建っている2階建ての建物です。
2階建ての方は、以前、下宿屋として使っていたものですが、今は空き家のままです。
(一部分は夫の仕事の事務所としています。)

平屋の方は、若い夫婦に貸していて、彼らは子供と三人で住んでいます。

夫は、4年ほど前に、この3棟の家を格安で手に入れたました。
それで、私たちはこの町に住むことになったのです。

さて、その敷地に関することです。
4ケ月ほど前、私は敷地内の土が、妙に軟らかいところが多くなっていることに気付きました。
私たちが住む家の、すぐ周りの部分です。

私は夫にそれを話しました・・・。
すると、夫は「おそらく犬が掘ったのだろう」と言うのでした。
私は、「そう言えば、そうかも知れない・・・」と思いました。

私たちは、犬を一匹と猫を二匹、飼っています。
犬は敷地内で放すこともあるので、土を掘ることは当然考えられます。
ですから、私は、そんな箇所を見つけた時は、足で踏み固めていました。


そして、1カ月ほど前の雨の日のことー。

私は、家の周りに、水が溜まっいるところが多いことに気付きました。
家の雨どいは、壊れている箇所があり、雨天時は以前から水溜りが、出来やすい状態でした。

しかし、ここ数ヶ月の間に、以前は水など溜まらなかった所にも、大きな水溜りが出来ていました。

よく見て見ると、水溜りは、建物の方に向かって広がって来ているのです。
ジワジワと、家の基礎部分のあたりに流れて来ていました。

私は目を凝らして見てみました・・・。
すると家の周りの土地は、基礎部分に近づくにつれ低くなっているのです。
雨が降れば、周りに落ちた水は、家の方に流れて来るような地形です。

家の敷地は、どこもそうだと思いますが、基礎部分に接するところから、外側に向かうにつれ、ゆるやかに低くなっています。湿り気が床下の方に入らない構造になっているのだと思います。

それが、反対に、外側から家に向かうにつれ、土地が低くなっている敷地などありえません。
しかし、私の家の敷地は、いつの間にかそんな地形になっていたのです・・・。

その日、私は水溜りを見ながら、数ヶ月前に夫が言った言葉を思い出しました。
夫は、「土が柔らかいのは、犬が掘ったからだろう」と ー 。

しかし、考えてみれば、飼い犬のパルは、庭の中とか花壇とか、比較的、土が柔い所を掘ることはあっても、
家の基礎に接する固い部分などを、掘ることはなかったと思います。

たとえ、その部分を掘ったとしても、犬は土をどこかに持っていきはしません。
凹凸が出来るにせよ、土の量は変わらないはずです。
 
それが、我が家の敷地は、いつの間にか、家の方に向かうにつれ、低くなっていたのでした・・・。

私は夫に対し、その疑問を口にしました。
すると、夫はあくまでも、「犬が掘ったのだ」と言い張るのです。

この1年ほどの間・・・、
私は、日常的に起こる様々な不可思議な現象を、その都度、夫に話していました。
通常では、あり得ないことばかりです。

夫は、私が神経症にでも罹ったのでは・・・と思ったようでした。
しかし、そうではない・・・。
すると、夫の頭には、私の言うことを「有り得ない」と、拒否する回路が出来てしまいました。
何を言っても、それなりの理屈で、つじつまを合わせてしまうのです。


「犬が掘ったのだ」と、夫は言い張るのでした。

私は ー 、
「それならば、むしろ土は盛り上がるはずだし、こんな地形にはならない。」
と更に言ったのです。

夫は不機嫌に黙り込んでしまいました・・・。

確かに、私の身の回りに、日常的に起きる不可解な事象は、常識的に考えれば、あり得ないことなのです。
どう考えても「誰が、何の為に、何の得があってー」という疑問に突き当たります。
その疑問に明確な答えを出さない限り、そんなことは、「あり得ない」「何かの間違い」「考え過ぎ」「気のせい」ということになってしまうのです。

普通の人間は、通常、意識せずとも、物事を論理的に考えるはずです。
その論理に適わないことは、「あり得ない」のです。

当然の反応ですし、もし私が第三者なら、そういう反応をするに違いありません。

私はこの1年ほどの間に、「誰が、何の為に、何の得があってー」という疑問の答えを考え続けました。
そして、ひとつの答を出しました。
それは、今後、あなたへの手紙の中で示していきたいと思っています。

敷地の件は、私たちに起きた不可解な現象の、ほんの一例に過ぎません。
D様、私は次回からの手紙で、私の身に起きたことを順次、書いてみたいと思います。


今日はこれでペンを置きます。

暑さに向かう不順な季節 ー ご自愛下さいますよう。



                                        2009.6.9
                                              万 留 子



テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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