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(1)

        この日本の社会に、かくも卑劣な者たちがうごめいていたとはー。


D 様



突然の手紙に驚かれたでしょうか?
あなたが突然この地を離れてから、もう18年になります。
当時、私はずいぶん寂しい思いをしたものですが、あなたからの手紙には1通の返事も出さずじまいでした。
意固地に無視することーそれが私の意思表示でした。

あなたは私にとって歳の離れた兄のような存在でした。私の幼少の頃からいつもそばにいた方です。
それなのに、私に理由も言わずにこの地を去ったことを怒っていたのです。
歳月は、極彩色の感情を色褪せさせました。

人生を季節になぞらえれば、私はもう秋という時期にいます。
振り返る年月の方が多くなっているのかも知れません・・・。

でも、この手紙を出すのは、感傷的にあなたを思い出したわけではありません。
切迫した理由があるのです。
これから書くことを、理解してくれるのは、あなたしかいないと思いました。

返事は期待していません。
ただ、私がこれから出し続ける手紙を、読んで頂ければそれでいいと思っています。
今、私の身に起きていることをあなたに知って欲しいのです。

ここ数年前から今までに起きたこと、そして、現在も日常的に起きていることを私は書き続けます。
誰もが信じる話ではありません。むしろその内容に疑念を持つ人がほとんどだと思います。
でも、私はあなたにだけ分かって貰えれば、それでいいのです。

(相変わらす一方的で我が儘だとお思いですか? 苦笑いするあなたが目に浮かびます。)

子供の頃、私はあなたの知識の豊富さにはいつも驚嘆させられました。
あなたは私のどんな問いにも的確に答えてくれましたし、最良のアドバイスをしてくれました。

子供がもつ疑問に、子供が理解できるように話すのは難しいことだったと思います。
あなたは、小難しくなく、幼稚すぎず、適切な話し方で教えてくれました。
私は子供ながら、直感的にあなたの頭の良さを分かっていたのです。

これから不定期に私からの手紙が届くと思います。
ここ数年の間に私の身に起きたこと、そして今も日常的に起きていることを書き続けます。

あなたは分かってくれることでしょう。
あなたは「常識」などどいうものには影響されず、物事の本質を見抜く方です。
わたしの身に何が起きているのか、瞬時に理解してしまうかも知れません。

でも、アドバイスは求めないことにします。私はあなたに分かって貰えれそれでいいのです。
(私にしては謙虚すぎるーとお思いですか?) 
だから、どうか私が、今後、書き続けることを読んでください。

今、書きたいことは、こぼれそうなほど頭に詰まっています。
でも、書き始めるのは次回の手紙からにします。

前置きだけで終わるような手紙が失礼だとは分かってます。
でも、実は、何から書き始めようかと逡巡しているのです。

それに、私の拙い文章力で、適切に表現できるかどうかも不安なのです。
次回までに頭の中を整理したいと思ってます。

ただ、内容のキーワードをあえて言えば、「集団ストーカー」というものです。
この言葉が、私が書く内容を適切に表しているのかと自分に問えば、何か居心地の悪さを感じます。
でも、今はこれ以外の言葉が見つからないのです。

私は今、苦痛の中で日々を過ごしています。
それを書かずにはおれません。
あまり日を置かずに、それを書き綴っていきたいと思います。

最後に、あなたは封筒の差出人の欄を見て、私が現在住んでいるところが、Y町であることに気付かれたと思います。4年前に同じ県内のこの町に越して来ました。
私の家族、そしてあなたがかつて住んでいたF市からは車で2時間ほどのところです。

これから、書き続けることは、このY町で起きたことです・・・。


今日はこれで筆を置くことにします。
突然で、一方的な手紙お許しください。


                                                  

                                           
                                2009.5.29 
                                     読んで下さることを祈りつつ
                                                    万留子

          
                 

テーマ : 自作連載小説
ジャンル : 小説・文学

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この小説は、どの回もほぼ独立した形式になっています。繋がりがあるとしても、その回の前後だけです。でも、時間があれば(1)から読んで頂ければ嬉しく思います。そして、今後ともよろしくお願い致します。
尚、この小説は事実をもとに書かれています。


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