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(29)

D 様


今日のこの地には、シルバーグレイの空が広がっています。
雲は形を失くし、塗料となって空一面を染めたかのようです。
師走 ー その喧騒はこの地にはおよんでいません。
隣家の寒椿の葉が微かにゆらいでは、時間が止まってないことを教えてくれます。
初冬の静かな日・・・私はあなたへの言葉を紡いでいます。


D様ー。
11月12日のこと・・・。
私は、自分のブログをグーグルで検索してみました。
時々、そんな風にして、検索会社によって書かれた、ブログの紹介文などを確認しているのです。
たいていは、自分自身で書いたものがそのまま載っています。

その日も、私はいつものようにキーワード ー つまり、ブログのタイトルを打ちました。
そして、「検索」をクリックしました・・・。
「・・エッ・・これは?・・」
私は、そこに載っていたブログの紹介文を読み、驚きました。

「 作者は○氏で、彼は自分の体験を通し、集団ストーカーを詳細に分析・・・」
作者は○氏・・・この○の部分には、アルファベットが書かれていたのですが、それは、私の本名の頭文字でした・・・。

検索会社はこの情報をどこから得たのでしょう?

私は、ブログを登録する時に、運営会社の方式に従い、本名やメールアドレスなどを書き入れました。
当然、それは厳重に管理されているはずです。運営会社が、個人情報を他の会社に流すことは考えられません。
また、私のブログのどこを読んでも、私が「○」であると記述した部分はありません。

私は、何か不穏なものを感じました・・・。

D様 ー 。
私は、インターネット上のシステムには精通していませんので、検索会社がブログなどの紹介文を、どのようにして画面に載せるのか知りません。ただ漠然と、担当者がブログの内容を読み、それを参考に書くのだと思っていました。
それ以外に情報を得るすべはないと ー。

だとすれば、「○氏」の情報源は・・・?

D様、これは私の無知による、見当違いな疑心暗鬼なのでしょうか?
こんなことは誰にでもあるのだと・・・私はそうであることを願いました。

しかし、私は一方で、この表記について、それはそれでいいと思いました。
個人情報の流出源については気になりましたが、記述からの実害は何もありません。
氏名は、いずれ明らかにすることも考えていますので、そのままでいいと・・・。

(「彼はー」との記述もありましたが、これは単純なタイピングミスだと思います。)


しかし、3日後ー。
再度、確認した私の目の入ったのは、ブログのタイトルの下に自分自身で書いた紹介文 ー そのままの記述でした。「○氏」が入っていた紹介文は削除されていたのです。

それは今日も同じままです。
私の頭には、疑問符だけが残りました・・・。



さて、D様 ー 。
前回の続きを書くことにします。

11月半ばの夕方 ー あたりは暗くなっていました。
私は洗面所にいました。手を石鹸の泡で一杯にしたその時・・・。

「キャーッ」
突然、女性の悲鳴が聞こえました。私はギクッとして外を見ました。
パルが激しく吠え始めました。

悲鳴を上げた女性は、通りの方にいるようです。
しかし、網戸越しの窓からは、通りの方は見えません。

「キャーッ」
また、女性が悲鳴を上げました。
その声に誘発されるように、パルは、更に激しく吠え続けます。

「キャーッ」
女性は3度目の悲鳴を上げました。すごい悲鳴です。
そして、吠え続けるパル・・・。
私は、慌ててタオルで手を拭き、外に飛び出ました。

犬小屋につないで置いたパルが、通りに向かって吠えていました。
犬小屋は通りのすぐそば、敷地の西南の角にあります。
パルは繋いである鎖を、道路際に精一杯に伸ばし、興奮していました。

「パル、どうしたの!?」
私はパルに声をかけ、吠えている方を見ました。
女子高校生の後ろ姿が見えました。短いスカートに、黒いハイソックスを履いています。
この町のY高校の生徒です。

その後ろ姿には見覚えがありました・・・。


D様ー。
あなたは、悲鳴の不自然さがお分かりになったことと思います。

それは ー。
まず、悲鳴が聞こえました。洗面所にいた私がギクッとするくらい大きなものでした。
パルが吠え始めたのは、その後です。

つまり、彼女が悲鳴を上げ、それに誘発されて犬が吠え始めたのです。
しかし、彼女はその場を立ち去らず、また悲鳴を上げました。
更に激しく吠える犬・・・それでも立ち去らない女子高生・・・。
そして、また大きな悲鳴・・・。

D様、彼女が、最初に悲鳴を上げた理由は何だと思われますか?

道路際にいた犬に驚いたにしても、悲鳴は一度でいいはずです。
そして、すぐその場を離れるのが通常の反応でしょう。

実は、この女子高校生が悲鳴を上げたのは、初めてではないのです。
半年ほど前の夕方、私は同様の悲鳴を聞いたのでした・・・。

突然の大きな悲鳴でした。
そして、犬の激しく吠える声・・・。
その時、私は事務所にいましたので、すぐ外に飛び出しました。
通りに女子高校生が立っていました。

彼女は、私を見ると一瞬、驚いたような表情を見せました。そしてすぐ、何事もなかったかのように歩き始めたのです。
私は、「ご免なさいね」と、その後ろ姿に声をかけたのでした・・・。

それにしても、私は不可解でした。
「何であんなに驚いたのだろう・・・。」

それにしても、咄嗟によく大きな悲鳴が上げられるものだと、私は妙な感心をしてしまったのです。

D様ー。
私はのちに気付きました。
これは、「ノイズキャンペーン」と呼ばれているものの一種なのです。
「ノイズキャンペーン」については、以前にも触れましたが、ターゲットに対し、様々な不快音や不審音を発するというものです。

インターネット上に「GasLighting ー 大人のいじめ 社会のいじめ 日本の現実」というサイトがあります。ここには、この組織犯罪のさまざまな手口が、詳細に分析されています。このサイトから、ノイズキャンペーンについて一部引用させて戴くと ー 。

「(ノイズキャンペーンとは)ターゲットに対し、四六時中何らかの「音」をたて、ターゲットが「音」に敏感になるように仕向ける行為です。 ー中略ー  あらゆる気になる音の攻撃が含まれます。ターゲットの住居付近に加害者や協力者が潜伏し、代わる代わる「気になる音」を出すことが多くあります。

それぞれの音は、日常生活にあってもおかしくない音ですが、ターゲットが意識せざるを得ないのは、その頻度とタイミングです。頻度は四六時中、タイミングはターゲットが何か行動を起こした時、外出時ターゲットが通り過ぎる時、ターゲットが何かに集中し出した時など、実に巧妙です。音を発する人が見えている場合には、ターゲットに意識させる行動を取ったり、冷笑を加えたりすることがあります。」

(この「音」の中には、「高笑い」「咳払い」「子供を利用したす騒ぎ声」ー なども含まれています。)

女子高生が放った悲鳴 ー その不自然さは前記した通りです。一度ならず二度もです。
ノイズキャンペーンの一種だとの見方は、間違いではないと思います。

この犯罪の協力者は、自分の子供すら使うことがあると言います。
わざと泣かせるようなことをしてみたり、被害者の顔を凝視させたり、指をささせたり・・・。
子供は、親に吹き込まれた言葉で思うように動きます。
高校生くらいになれば、もうりっぱな協力者です・・・。

それにしても、D様ー。
私は、暗うつな気持になってしまうのです。
この女子高生は、どんな大人になっていくのでしょう・・・。
身近な大人たちは、彼女に何を教えているのでしょう?
彼女もまた、この組織犯罪の被害者なのかも知れません・・・。

つい先日もー。
「ほら、あの子・・・さっきから行ったり来たりしてるんだ」
貸家に住む小学生のLが、私に言うのでした。
犬の毛づくろいをしていた私は、手を止め通りの方を見ました。
携帯電話を見ながら、歩いている女の子 ー 「悲鳴」の女子高生でした・・・。

その時、バイクが爆音を鳴らして走って行きました。
「あのバイクもだよ。さっきもあっちに行ったばかりだ。いつもだ。」
バイクの騒音は、ノイズキャンペーンに使われることが多いと言います。
私も、その爆音はよく耳にしていました。

ノイズキャンペーンはバリエーションが豊富ですが、被害者にはすぐ分かります。
私の日常も、四六時中、不快音に晒されています。でも、手の内が分かった今は、「ご苦労様」と言う心境になるのです。
気にし出したらキリがないし、それこそ加害者の思う壺です。


Lは、このところ神経質になっていました。
その理由はー、

深夜、母親の寝室を外から、コツコツと小さく叩く者がいるらしいのです。
父親はこのところ1ヶ月以上、出張に行ってますので、Lは母親と二人の生活なのです。
「お母さんは、『気持悪い』って・・・居間で寝てるんだ」

D様ー。
私は以前、ある人から、Lの言うことと同じことを聞いたことがありました。
コツコツと小さく叩く音・・・。

この続きを、次回の手紙で書きたいと思います。



D様、今年最後の月をいかがお過ごしでしょうか?
12月の冷気にお風邪など召しませぬよう ー 。
ご自愛ください。

                                            2009.12.3
                                                   万 留 子



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