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(16)

D様


日暮れの早さに、夏はもう遠い後姿だと気付かされます。
犬と散歩する夕刻ー西の山々は、透明なサーモンピンクの空にくっきりとその稜線を刻み、
あたりの景色を覆う黄昏色のヴェールは、日一日とその濃さを増しています。
涼しさが寒さへと変わっていく季節のなかで、私の一日が繰り返されていきます。

今日の昼食後・・・・。
私は、事務所の椅子に座って、何気なく道行く人を見ていました。

(我が家の、西側を走る道路の通行量は、この一年の間に大分少なくなりました。
近くにあったスーパーが、昨年8月に閉店したからです。
時折、車の往来と、近隣の人が歩いていく姿が見える程度です。 閑静になったことを、喜ぶべきなのでしょうが、買い物の不便や、夜間の防犯を考えればマイナスです。)

椅子に座っていた私の耳に、「カーッ」という声が聞こえてきました。喉の奥から、痰をかき出す音です。
「来た・・」
私は思わず眉をしかめました。

自転車に乗ったその男は、私の家の前に差し掛かると、必ず唾を吐いて行くのです。
一時はほぼ毎日でした。このところ、しばらく来ないなと思っていたら・・来ました。

男はやっぱり、私の家の前を通り過ぎる時に、「ペッ!」と唾を吐いて行きました。
注意しようにも自転車ですから、アッと言う間に行ってしまいます。
道路沿いのヒバの木に、唾がベッタリと付いていたこともありました。

男が来ると分かるのです。
遠くから「カーッ」と、唾を吐く準備をする声が聞こえて来るからです。
以前、その声がしたので、急いで窓を開け、「唾を吐くのは止めてください!」と大声で言ったのですが、アッという間に行ってしまいました。

この組織犯罪(集団ストーカー)の被害者は、唾を吐かれると訴える人が少なくありません。
「唾を吐いている人などいくらでもいるー」と、お思いですか?
確かにその通りです。しかし、被害者は、それが通常の頻度を超えているから言うのです。唾吐きは、何度も何度も繰り返されます。被害者が苛立ち、怒るまで・・・。
そして怒れば、「唾を吐いたぐらいで怒る頭の変な奴」との悪評をたてるのです。

被害者の近くで、咳払いをするというのも同種のハラスメントです。
「咳払いする人間はどこにでもいるし、気にする方がおかしいー」・・誰に訊いてもそう答えることでしょう。
そうです。単なる咳払いです。そんなことを気にするのは、精神的におかしいのです。
被害者にしても、通常であれば気にも留めないことです。

なぜ、気にするのかー?
それは、何度も何度も、ありえない頻度で咳払いする人に出会うからです。

たとえば、スーパーに買い物に行った時ー。
店に入るなり、すれ違った人が「ゴホン」とします。
かごとカートが置いてある場所にいた人が「ゴホン」、
野菜売り場で追い越して行った人が「ゴホン」、
魚を見ていると後ろで「ゴホン」、
惣菜売り場で横にいた人が「ゴホン」、
レジで前に並んでいた人が「ゴホン」、
調味料を見ていると通りすがりの人が「ゴホン」・・・。

被害者は咳払いが、気になってくるのです。
中には、偶然、咳が出た人もいると思いますが、それにしてもあり得ない頻度です。
これは何度も繰り返され、被害者は、たとえ一人二人の咳にも敏感になるという心理状態におちいります。

しかし、これを説明して、第三者の理解を得ることは難しいのです。
詳しく説明すればするほど、人の理解は遠のき、「何で、そんなことにこだわっているのだろう・・?」との疑問を持たれてしまうのです。

一見、些細とも思えるハラスメントは多種多様です。それが重複して被害者を苦しめます。
D様、あなたならこの犯罪の巧妙さを理解して頂けると思います。

(幸いにして、私は、不自然な咳をする人を、さりげなく観察する余裕が出来てきました。大抵の者は、その目に知性の光はありません。)
しかし、このような行為に協力する者とは、一体どういう種類の人たちなのかー。
D様、あなたはどうお考えになるでしょう?

私の観察によれば、男女とも低所得者と思われる人たちが多いようです。
彼らは、この犯罪の全容を知らないまま、パートを受け持っていると考えられます。
つまり、咳払いをしたり、唾を吐いたりすれば、なにがしかの報酬が貰えるのでしょう。あるいは、力関係において断れないような人から頼まれているかー。

現在、日本の地域社会は、統制が行き届いた形態になっています。
警察、行政(役所等)、議会、商工会、各種団体・評議会、消防団、町内会、PTA・・・。
どの組織も、リーダーを中心とする磐石なものです。
このリーダーたちは横のつながりもあり、地域全体の統制が保たれているのです。

これらの組織に属する人、または何らかの形で関係のある人たちが、何も知らないまま、巧妙に協力者にさせられていることは充分に予測されます。リーダー格が誘導しようと思えば、難しいことではありません。
しかし、この犯罪の全容を知っているのはごく一部の者だと思います。

特に、私が住むこのY町は、ある特殊性を持っています。それは、日本全国でこの町だけーというのではありませんが、それほど多くない特性です。このことに付いては、次回以降に書きたいと思っています。


さて、D様ー。
前回、私は、就寝中の住居侵入について書きました。
住居に侵入されても、目を覚まさない理由は、おそらく麻酔系のガスを使用しているとの推測をしました。
それは間違っていないと思います。

就寝中の住居侵入の目的はいろいろありますが、侵入された側が目を覚まさなければ、何でも出来ます。身体に危害を加えることも・・・。

昨年9月の朝ー。
朝食を食べようとした私は、アゴに違和感を感じました。
アゴの上下を結ぶ関節に痛みが走り、力が入らないのです。物が噛めません。
前夜の夕食時、そして就寝するまでは何の異常もありませんでした。当日の朝になったらそんな状態になっていたのです。
「寝違えたんじゃないのか?」
夫は病院に行くよう勧めてくれました。

朝食も食べられないまま、私は町内の整形外科の医院に行きました。
レントゲンを撮ってもらいましたが、異常はありませんでした。
私は、痛みの原因は何かと担当医に尋ねました。「炎症を起こしていると思われるが、その原因は分からない」とのことでした。激しい運動などが原因の場合もあるらしいのですが、私の場合には当てはまりません。
結局、炎症止めの薬を処方してもらっただけでした。

受診の帰り、ファーストフード店に寄りました。
そして、コーヒーを飲んでいる時ー。

私は、口を大きく開けることが出来ないので、慎重にカップを口元に運んでいました。
にも関わらず、何か口の中に違和感があるのです。
舌で口の中を探ってみました。すると、以前、歯の治療で詰めた金属が取れかかって、グラグラしてる状態でした。

「アレッ、どうして・・?」

不思議でした。昨夜の夕食の時は何の問題もありませんでした。特に固いものを食べたわけでもありません。寝る前に歯を磨いた時も異常はありませんでした。
私は就寝中に歯ぎしりなどはしませんし、原因に心当たりは全くなかったのです。
歯の詰め物は、一夜にしてそんな状態になってしまいました。

D様、あなたはもうお分かりになったことと思います。
私がそれに気付いたのは、数ヶ月経ってからでした。

11月下旬のある朝ー。
朝食後、私は何気なく左の上腕部を触りました。
すると、触った部分におかしな痛みを感じました。
私は着ていたセーターを巻くり上げて、その部分を見てみました。

赤むらさき色の円形の痣・・・注射痕でした。
私は全身から血の気が引きました。

その頃、私の身の回りには、異常なことが起こり続けていました。
物の紛失、故障、ありえない移動、不可思議な音、光・・・。
(これらは、この組織犯罪の被害者がネット上で訴えている内容と共通するものです。これらを詳細に分析しているサイトもあります。)

当時、私はパニック状態となっていましたが、幸い冷静な部分は残っていました。
自然には起こりえない痕跡・・・就寝中に誰かが家に侵入しているのです。

「戸締りは入念にしているはず・・。」

(その後、私は戸締りが完璧ではなかったことを知るのですが、その時点では、侵入経路が分かりませんでした。)

注射痕に呆然としたまま、私は数ヶ月前のあごの炎症を思い出しました。
前夜まで何の異常もなかったあごが、翌朝、口を開けようとすると激しい痛みに襲われたのでした。

あの時、私は就寝中に口をこじ開けられたのではなかったのか・・・?
歯の詰め物をはずす危害が加えられた・・・。

D様、たいていの人は、「そんなことまで?」「まさか・・」「馬鹿げた想像だ・・」との反応を示すことでしょうね。そして、またこの言葉です・・・「誰が、何のためにー。」

しかし、あの時のあごの痛み、歯の異常は、何かの力が作用しない限り起こり得ないことでした。そして、それは現実に起きたことです。
(被害者たちは、この犯罪の悪質さ卑劣さを身をもって体験しています。確かにそれは、信じがたい犯罪なのです。)

私はそれまで何年間も、注射をしたことはありませんでした。

私は、夫に上腕部の痕跡を見せました。
「昨日までこんな痕はなかった・・・有り得ない・・。」
夫は私の腕にある痕跡をみて一瞬、驚いた表情を見せました。
しかし、無理に笑顔を作り、言うのでした。
「虫に食われたんだろう・・虫だよ、虫・・」

私はその頃、夫に対し毎日のように、不可思議な現象を訴えていました。しかし、家の中のことは、私に任せきりの夫は、私の言うことが理解ができずに、聞くのを嫌がるという状態になっていました。

「俺は、人に恨まれるようなことは何もしてないよ。誰が、何の為にそんなことをするんだ」

夫の言うことは、第三者の通常の反応でした。
いつしか夫の頭には、「そんなことは有り得ない。妻の勘違いに決まっている」という、堅固な回路が出来上がっていました。何を言っても、その回路で、不可思議な現象を整合してしまうのでした。

上腕部の円形の痕跡は、虫に食われたものではありません。触ってみて分かりました。
押すと注射後の独特の痛みを感じるのでした。

当時、私はすでに心身共に疲れきっていました。
そんな時のその注射痕でした・・・。
「何を打たれたのだろう・・・?」
私は、不安と恐怖で押しつぶされそうでした。

しかし、私には日々やるべきことが沢山ありました。
家事一切をしなければなりませんし、会社の事務的な仕事もあります。
私は、気力だけで動いている状態でした・・・。

D様、私はあなたから、物事を論理的に考えるすべを教えて戴きました。
どんな時も、理性を失わずに考えなければなりません。
しかし、卑劣で悪質なこの犯罪にどう対応すべきなのか、私はその答えが見つかりませんでした。

私は思考することが億劫になっていました。
ただ、機械的に、そして緩慢に体を動かし、一日を過ごすだけでした。

風呂に入らない日が続きました。
毎朝、パジャマの上から体を触ってみると、いつもどこかに、注射後のあの痛みを感じる部分があるのです。でも、確認することはしませんでした。
私は自分に、「気のせいなのだ・・・注射痕などあるはずがない」と言い聞かせていました。
入浴すれば、その時に注射痕が見つかるかも知れない・・・それが怖かったのです。

そんなある日の朝方、右脚の筋肉が激しくつった痛みで目が覚めました。
私は、横になったまま足を擦りました。しかし、痛みは治まりません。
体を起こして擦り始めた時、右脚の踵の上部に青黒いアザがあるのに気が付きました。
注射痕でした・・・。

頭から血の気が引きました。
私はそのまま倒れるように、また横になり布団を頭から被りました。
震えが止まりませんでした。
予想したとおり、夫は「虫だ、虫に食われたんだ」と言うのみでした。
12月も中旬のことです。就寝中にどんな虫に食われたというのでしょう・・。

D様、なせ医者に行かなかったのかとお思いですか? 
当然の疑問です。
その理由を次回の手紙に書きたいと思います。



D様、日本中を喧騒の渦に巻き込んだ選挙が終わりました。
政権が代わり、新しい政治が動き出そうとしています。
この変化が国民の幸せに繋がりますようー。

またインフルエンザの流行が騒がれています。
どうか健康に御留意下さい。




                              
                                                    2009.9.3
                                   
                                                     万 留 子

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Re: 拍手がカウントしない

野の花さんへ

いつもコメントありがとうございます。
拍手が完了しないことは、他の読者の方々からも戴いています。

コメント欄を見て、気付かれたと思いますが、yukidarumaさんからも、同様のコメントを戴きました。正常な作動が妨害されているようです。

この犯罪の加害者にとって、このブログの内容は都合が悪いのでしょう。
ランキングの順位も不思議な動きをしています。現在、注視しているところです。

しかし、読者は確実に増えていますので、表面的なランキングには、それほどこだわることもないと考えています。上位であれば、それに越したことはないのですがー。

これからも、応援をよろしくお願いします。
私は書き続けます。

拍手がカウントしない

今晩は。
今日ここ迄拝見させて頂きました。私より酷い目に遭っていらっしゃる本当に大変ですね、あちこちの皮下出血、本人を覚醒させず注射するなど、通常考えられない。先に吸入麻酔を掛けて置いて、しているでしょうか?。恐ろしいですね。
拍手クリックしますがカウントされません中止して居られますか?。

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ミセスまるこ

Author:ミセスまるこ
命ある限り書き続けます。

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アップまでに何時間もかかってしまいました。それでも、私は書くのを止めることはありません。今後とも応援していただければ幸いです。


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<初めて御訪問の方へ>

この小説は、どの回もほぼ独立した形式になっています。繋がりがあるとしても、その回の前後だけです。でも、時間があれば(1)から読んで頂ければ嬉しく思います。そして、今後ともよろしくお願い致します。
尚、この小説は事実をもとに書かれています。


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