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(32)

D 様


水色の空からの薄い陽射しが、庭の木々を照らしています。
隣家のブロック塀には幾何学模様・・・陽と影のコントラスト ー 。
葉を落としたモミジの影が描いているのです。
静かなクリスマスの朝・・・いつもと変わらないの冬の日が始まりです。


D様ー。
5日ほど前のことです。
私は、あるブログのサイトに、コメントを書き入れました。
この組織犯罪の被害者のサイトです。
彼は、この組織犯罪を鋭く洞察し、冷静に分析しておられます。また街宣活動など、積極的な運動をなされている方です。

私は、コメントを書き入れ始めました・・・。
何行か書いた時点で、画面の異常な動作が始まりました。
書こうとすると画面が揺れて、書いている部分が見えなくなるのです。また、打った文字が消えてしまったり、画面内の無関係な箇所に飛んでしまう・・ということが繰り返されました。

そのたびに打ち直し、マウス操作で文字の位置を戻し・・・終えるまで、通常の倍くらいの時間が掛かってしまいました。
ようやく書き上げて「送信」をクリックしたのですが ー 。

クリックするとすぐ、管理会社の画面が出て、送信が完了したとのメッセージが表示されました。
しかし、送信したはずのコメントが、ブログ内に表示されません・・・。

「どうしたのかしら・・?」

私は、再度、コメント欄を表示させ、書き入れました。
コメントが届いたかどうか、問い合わせることにしたのです。

画面の異常な揺れは続いていましたが、簡単なコメントでしたので、短時間で書き入れることができました。
そして、「送信」をクリック ー 今度は表示されました。
・・が、最初に送信したものは、表示されないままです。

D様、これをどう思われますか・・・?

実は、これは初めてのことではないのです。
その2週間ほど前にも、私は同様の経験をしています。
これもある被害者のサイトですが、送信したコメントが、ブログ内に表示されなかったのです。不審に思い、再度、問い合わせのコメントをしたのですが、この時も、2度目に書いものだけが表示されました。

私のブログ上でも、不審なことが続いています。
先日、読者の方から、「拍手」がカウントされないとの御指摘を受けました。
(すぐ教えて戴いたことは、とても有難く、感謝しています。)

この現象にともない、それまで部門で1位~2位をキープしていたランキングが、急に下がり続けたのです。
一時は7位まで下がりました。ここ何ヶ月もなかった動きです。
現在は、ややアップに転じましたが、ランキングバナーにも、同様の現象が起こっていたと推測されます。

以前、テンプレートが乱されていたことがありましたが、この組織犯罪の被害者のサイトには、このような現象が、頻繁に起こるのです。

更に、メールでも、不審なことが続いています。

12月初めのこと ー 。
私はある方にメールをし、返信を待っていました。毎日、受信メールをチェックしていたのですが、一向に返事が届きません。
10日ほどが過ぎ、返事は来ないと諦めかけた頃・・・届きました。しかし、それは、1週間も前の日付けでした・・・。

企業などからの、宣伝メールも頻繁に受信されますから、気付かなかった・・・かも知れません。しかし、私は、毎日、新着メールをチェックしていました。待っていたメールですから、見逃すことは考えられないのです。

いずれにしろ、私はメールの送受信が覗かれている ー と考えています。
インターネット上の監視・・・それは、この組織犯罪の被害者だけではなく、現在、インターネットやメールを使用する全ての人が対象になっているはずです。

(メールについて不審に思うことは他にもあります。それは、いずれかの機会に書きたいと思います。)



この犯罪の加害組織は、犯罪の隠蔽や、被害者への加害行為として、ネット上でさまざまな違法行為をしていることは、多くの被害者が指摘しています。

Kを主体とし、市民社会に作られている体制 ー 。
様々な分野に張り巡らされた監視体制が、今、日本国民を息苦しくさせています。
体制側にとって不都合な者は排除する・・・そのシステムが、作り上げられてます。それが現在、行き過ぎた状態となり、暴走しているのです。そのシステムの機能維持を図るため、ターゲットとされた被害者が、日本全国に及んでいます。

被害者のほとんどが、自分がターゲットにされる理由は、分からないと言います。
皆、通常の日常を送っていた、どこにでもいる市民です。私の場合もそうです。

つまり、この組織犯罪の被害者には、誰もがなり得るし、確率はみな同じなのです。
犯罪に協力している者が、被害者になり得る確率も同じです。
協力者は、市民社会の中のどこにでもいます。彼らは、巧妙に加害体制の中に取り込まれ、犯罪の全容を知らないままに、加担しているのです。何も知らずに操られ、人の道を踏み外しているのは「哀れ」だと言えます。
彼らもまた、被害者なのです・・・。

この日本が、このような狂気の組織に蹂躙されていいはずはありません・・・。




D様、前回の続きを書きたいと思います。

今年2月ー。
町内のスーパーで買い物中のこと・・・。
私は、カーとを押しながら、店内を巡っていました。
野菜売り場の次に、魚売り場に足を進めました。買いたい品があったのです。

ありました・・・が、それを手に取った時、私は「アレッ」と思いました。
値段が、それまでの5倍~10倍に跳ね上がっていたのです。

目を疑いました。
「エッ? 何で・・・?」

その商品は、魚の「アラ」と言われている部分です。
つまり、一尾の魚を解体して、切り身にした時に余る部分・・・尾やヒレや背骨などです。それをパック詰めにして、安く売っているのです。本来ならば捨てる部分ですから、値段はただ同然です・・・前日まではー。

私はそれを、犬のエサにするために、買うようになっていました。
我が家の飼犬パルは、ドッグフードを好まないのです。人間の食べるものを欲しがります。ご飯に卵をかけて、おかずの残りなどを入れてやると喜んで食べるのです。
しかし、夫の二人だけの家庭では、残飯の量は知れたもので、パルのエサには足りません。

その2週間くらい前のこと ー 。
私は、スーパーの魚売り場で、安く売られている魚のアラを見つけました。値段は20円から50円位 ー 。

「これは、パルのエサにいいかも・・・。」
私は、それを試しに買って、ご飯に混ぜて与えてみました。
思ったとおり、パルは喜んで食べました。

それ以来、私はその商品を買うようになりました。
大きい骨は取り除き、塩の強いものは塩抜きをした後、鍋で煮込みます。それをご飯に混ぜて与えると、パルはドッグフードではみせない、旺盛な食欲で平らげるのでした。

ある夕食時 ー 。
私は、その話題を出しました。
「パルも喜んで食べるし、いいものを見つけた。何よりも安い。ドックフードなんかよりずっと安く上がるのよ。」
「それにね、身が結構、多いのよ。鮮度もいいし、人間様が食べたって何も問題ないと思う。」

高級魚と言われる種類のパックもあるのです。
私は、中骨の肉の部分をミンチにして、玉ねぎ・生姜・パン粉などを混ぜて魚肉ハンバーグを作って見ました。これが夫に好評だったのです。
「酒のつまみにもいいな。」
「こういう安いものを利用して、美味しいものが作れれば一石二鳥・・家計も助かるしー」
私と夫は、久しぶりに笑い合ったのでした・・・。

そして、翌日ー。
私は、そのアラのパックの値段を見て驚きました。
それまでの5倍から10倍・・・20円から80円位で売られていたものが、200円から300円に跳ね上がっていたのです。

D様 ー 。
これは、私が、夫とその商品の値段の話をした翌日のことなのです。
偶然だと思われますか・・・?

このスーパーには、感じの悪い店員が多いのですが、魚売り場にも一人います。
フクトミという名札を付けた男で、店員にはあるまじき、睨み付けるような視線を向けてきます。

以前、私が魚売り場に差しかかると、丁度、刺身のパックを並べていました。
夫はカツオの刺身が好きで、私は、その頃よくそれを買っていました。フクトミはちょうどカツオを並べていたのです。
私が近づいたのは、並べ終えたところで、彼はすぐ中に入って行きました。

私は、切り立てのカツオのパックを眺めました・・・。
色も良く、盛りも充分な、申し分のないパックが目に付きました。他のものより、お買い得なのは明らかでした。
私は、迷わずそれを取り、買い物籠に入れました。

そして、夕食時 ー 。
「このカツオ、生臭いぞ。歯ごたえも悪いし・・・。古いんじゃないのか?」
「えっ? 切り立てを買って来たのよ。」

私は、試しに食べてみました。
夫のいう通りでした。口の中に妙な生臭さが広がりました。
私は、食卓からそれを下げざるを得ませんでした・・・。
「明日、店に言わなきゃ・・・」
「いいよ。そんなこと言わなくても ー 。明日になれば、鮮度をどうこう言っても、証明できないよ。今度は慎重に選ぶことだよ。」

ほぼ、毎日のように買っていたカツオ・・・私が魚売り場に近づいた時に、並べられた刺身・・・。
目に付くところにあったお買い得品・・・。そして、並べていたのは、あの店員・・・。

D様 ー 。
私の脳裏をよぎった疑念は、推測できると思います。
協力者はどこにでもいるのです・・・・。



次回は、このスーパーのある女店員について書かせて戴きます。



2009年も残すところ僅かとなりました。
D様にとって、今年はどんな年だったのでしょうか?
振り返った時に、幸せな気持ちになれる年でありましたことを ー 。
そして、来年も良き年でありますよう ー 。



                                                       2009.12.25
                                                            万 留 子



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(31)

D 様



日本全土を襲った寒波は、この地にも及んでいます。
今朝の気温は、今冬で一番の低さでした。
東からの陽射しは薄く、地表を暖める輝きはありません。
朝の道を行く、大人たちの寡黙な急ぎ足・・・。
色とりどりの防寒服に身を包んだ小学生たちの白い息・・・。、
凍える朝・・・人の確かな体温が、町を躍動させています。



5日ほど前 ー 。
我が家の前のアパートの敷地に、白いマスクをした男女3人がいるのが見えました。
うちの居間からは、アパートの東側が見えるのです。
私は、誰かと思い、サッシ戸越しに見ていました。

3人は、アパートの周りをあちこち見ています。
近づいて来たので、私はサッシ戸を開けて声をかけました。

「こんにちわ。何かあったのですか?」
「・・・・年末なので掃除に来たんです。」
アパートの大家さん夫婦でした。以前にも会ったことがありました。
その日は、娘さんらしき女性も一緒でした。

「そうですか。大変ですね」
私は、笑顔で言いました。

そしてー、
「ところで、このアパートは、今、入居者を募集しているんですか? 部屋はどれくらい空いているんでしょう・・・」
と訊いてみました。

以前、通りがかりの人から、アパートの空き室について尋ねられたことがあったのです。
空き室があるのは知っていましたが、確かではなかったので、答えられませんでした。
この機会に訊いておこうと思いました。
それに、すぐ隣のアパートのことですから、知っておいた方がいいと ー 。

「今、入っているのは半分・・」
ご主人の方が言いました。
「そうですか・・・空き室については、聞かれることがあるんで、今度は『空いてます』って答えておきますね。」
「・・そうですか・・・」

大家さんの言葉は、なぜか消極的でした。
入居者は半分しかいないのですから、もっと積極的な反応があっていいはずなのですが ー 。
私は言葉を繋ぎました。
「ところで、入居している人は、町内会などには入らないんでしょうか? お医者さんや、学校の先生なんかもいるんですよね。
是非入って頂ければ嬉しいんですけど・・」

瞬間的に、妙な沈黙がありました。
「・・・学校の先生はいるけど・・・」
奥さんが、目を逸らしながら言いました。
医者については何も言わないのです。いるとも、いないとも・・・。

なぜ・・・?

「町内会はねぇ・・・入居者は、長くいるわけじゃないから ー 。入れ替えがあるから・・・」
ご主人のほうが言いました。
「入れ替えは、ひんぱんなんですか?」
「いや・・・それほどは・・・」

「アレ、この梯子は誰のだろうな・・・」
大家さんは話題を変えました。

梯子は3~4m位の長さで、アパートの東側の壁沿いに横にしてありました。
実は、その梯子は、私も気になっていたのです。

「それは、1週間くらい前から置いてありますよ。」
「1週間前・・・?」
「アパートの住人が置いたのでしょうかね・・・?」
「いや・・・分からないな・・・」

アパートの住人には、こんな梯子を使う機会はないはずです。
たとえば、土木関係の仕事の入居者がいて、仕事で使うものをここに置いた・・・そんなことも考えられません。
作業用具であれば、会社で保管するはずです。

「私は、大家さんか、管理会社が置いたのかなって思ってました・・。」
「いや・・これは・・」
大家さんの言葉は途切れました。奥さんに促されて、表側の方に歩き始めたのです。

その後、大家さんたちは、数時間にわたり、アパートの共有部分を掃除していました。
いつの間にか若い男が加わり、4人での作業でした。

梯子は、5日経った今日も、置いたまま・・・。
昨夜も、我が家の飼犬は、このアパートの方に向かって、激しく吠え立てるのでした。

D様、私は、このアパートに陰気さを感じてなりません・・・。



さて、D様 ー 。
前回の続きを書きたいと思います。

どこからともなく、聞こえてきた電子音のメロディ・・・。
単純なフレーズが繰り返し、繰り返し・・・微かに聞こえてきます。

私はあたりを見回しました・・。
非常階段を半分ほど上った所からは、東隣の家の裏側が見えます。
音はそのあたりからのような・・・。

子供の自転車が目に入りました。
我が家との、境界近くに倒れています。
音は、その赤い自転車から流れているのでした・・・。

呼び鈴の代わりに、メロディが流れる仕組みになっているのでしょうか ー 。
それが壊れて、何度も同じフレーズを繰り返していたのです。

それにしても、隣家の誰かが気付かないのでしょうか・・・。

隣家は、比較的新しい家で、Hという若い夫婦が住んでいます。
子供は3人くらいいると思いますが、詳しいことは分かりません。

私は、非常階段の途中で立ち止まったまま、倒れている自転車を見つめていました・・・。

D様ー。 
隣同士ですから、「教えてあげればいいのにー」とお思いになったでしょうね。
私の性格からすれば、すぐ飛んで行って教えるのが普通のやり方です。
しかし、私が二の足を踏んだのには、理由があるのです。

Hさんと我が家は、町内会の同じ班です。
回覧板は私のところから、H宅に持っていくようになっています。

我が家が町内会に入り、回覧板を初めてHさんの家まで届けた日・・・。

私は、玄関の呼び鈴を鳴らしました。
塀越しに見かけたことがある女性が、ドアを開けました。Hさんの奥さんでしょう。歳は30代後半くらい ー 。

「今年から町内会に入りましたSと申します。これから、私が回覧板を届けますので、よろしくお願いします。」
私は、飛び切りの笑顔で言いました。

しかし、Hさんの奥さんは、無表情のまま私をジッと見るのでした・・・。
「・・・・これからは、そこの郵便受けのところに置いて行ってください。
呼び鈴は、鳴らさなくもいいですからー。」
私は、笑顔のやり場に困りました。
「・・・分かりました・・すみません・・お忙しいところ・・・」

隣同士の、通常のお付合いがしたいと思った私の思いは、肩透かしに遭いました。
特に親しく ー ということではないのですが、塀越しに顔を合わせた時の挨拶や、回覧板の手渡し時に、
2、3の言葉を交し合うくらいのことは、隣人として当然のことだと思ったのです。
それは、隣り合って住む者同士が、気持ちよく生活するための「潤滑油」のようなものです。

隣り合って・・・しかし、実は、我が家とH宅は、面している道路が別なのです。
我が家は、敷地の西側が道路で、Hさんの家は東側が道路に面しています。。
通りを挟んで向かい合っていると言うのではなく、別の道路です。つまり、家の裏側部分が接しているのです。
玄関はお互い反対側になっています。

私が、回覧板をH宅に届ける場合は、まず西側の通りに出て、北の方に150mほど歩き、東に曲がり、
そして、すぐの信号を南の方に150m・・・と、かなりの距離を歩かなければなりません。

回覧板については、班長さんから
「裏を通って届けたほうがいいでしょう。前の人もそうしていたし、一応、Hさんに話をすれば、了解して貰えますよ。」
と言われていました。

裏を通れば、ひとまたぎで行けるのです。
Hさん宅は、我が家よりも敷地が高くなっているのですが、私の脚でも、充分に行き来はできます。
敷地の境界にあるブロック塀は、家の前半分だけで、裏にあたる部分にはありません。

初めて、回覧板を届けた日 ー 。
私は思いがけず、奥さんの愛想のない表情に迎えられたのでしたが・・・。

「アッ、ちょっと待って下さい。」
私は、閉めかけられたドアを手で押さえました。
「あの、回覧板を届ける時ですが・・裏を通って来てもよろしいですか? 表を回ると、ちょっと遠くなるので・・」
「・・いいですよ。」
ドアは、すぐ閉められました。

私は、軽い憂鬱感の中で自宅への道を歩いたのでした・・・。

「いいですよ」・・・Hさんの奥さんは言いました。
しかし、この言葉は、やがて、思いがけない方法で翻されたのです。

それから、4、5ヶ月たったある日ー。
我が家に回覧板が届けられました・・・というよりも回報の文書数枚が、板に挟まれずそのままにです。

「これ、回さなくていいですからー。お宅で見たら処分して下さい」
それを持ってきた町内会の人が言いました。

「エッ・・Hさんの所は・・?」
「今度、回覧の順番を変えたんです。Hさんから、班長さんに苦情が来たんですよ・・。裏を通って持って来られるので困るって・・・」

私は、唖然としました。

「・・・裏を通ることは、了解してもらってますよ。奥さんにちゃんと話をしました・・・」
「夜なんかに、人に見られたら変に思われる・・とか・・言ってたらしいですよ。」

夜なんかに・・・? 私は回覧板を、夜に届けたことはありません。
薄暗くなった夕方にはありますが、町はまだざわめいている時分です。その時間帯に、回覧板を持った隣家の者が、裏から行き来したとして、誰が変に思うのでしょう・・・。

それに、Hさんの奥さんは、まず私に申し入れるのが筋というものです。
裏を通ることは、私に了解しているのですからー。

私の知らない間に、回覧の順番が変えられことは、愉快なことではありませんでした。
新しい順番は、今までとは反対の回り方でした。
しかし、Hさんから私の所には持って来ずに、再び、班長さんのところに戻るのです。
その後、我が家から2軒先の人から、うちに届けられるというものでした。
非効率な回し方です。


私は班長さんに、順番を元に戻すよう言いました。
「Hさんの家には、表から届けるようにします。少し遠くなりますが、かまいません。
班の皆さんもご不便だと思いますしー。」

回覧板の回す順番は、元に戻されました。
私は、隣家へ回覧板を届けるのに、車を使うようになりました・・・。

「隣って、どういう人間なんだ? なんか陰険だよな ー 。」
夫は、めずらしく憤慨しました。
「まず、うちに言うべきだろ? それに俺だったら、自分から『どうぞ、裏を通ってください』って言うよ。」

どういう人間なんだ?・・・・夫が言ったこの言葉は、その後、私の頭の中で大きく膨らんで来ることになりました。
しかし、その時はまだ、軽く聞き流す程度でした・・・。


隣家の裏に倒れていた自転車・・・教えるのを躊躇したのには、そんな経緯が脳裏をかすめたからです。
車で隣家まで行き、玄関のチャイムを鳴らすのは、おっくうな気持が先立ちました。



薄暗い、冬の夕暮れ時 ー 。
くり返し、くり返し流れてくる電子音のメロディ・・・。
倒れている赤い自転車・・・。

それは、陰気な光景でした。

D様ー。
私は、その時すでに、この組織犯罪の手口のひとつに「ノイズキャンペーン」というものがあると知っていました。
H宅の壊れた自転車・・・それは、セオリー通りの光景なのです。

翌日 ー 。
午前10時頃、私は洗濯物を干すために、非常階段を上りかけ・・・足を止めました。
また、電子音のメロディが聞こえたのです・・・繰り返し、繰り返し・・・。
倒れたままの赤い自転車・・・昨日と同じ光景でした。

一晩中、鳴り続けていたのだろうか・・・?
それにしても、家族の誰も、気が付かないなんて ー 。

そんなはずはないと思いました。
倒れているすぐのところに窓があります。また、そのすぐ上 ー 2階の部分にも、大小ふたつの窓がついています。
締め切ってあるにしても、夜遅くなれば、電子音は嫌が応にも耳に入るはずです。

留守にしているわけでもありません。
隣家からの明かりは、その1ヶ月ほど前から、まったく見えなくなっていました。
夜、隣家を見ると真っ暗なのです。我が家から、死角になる部屋の明かりだけが点いています。下宿棟の非常階段を上ると分かるのです。昨日の夕方にも、明かりは点いていました・・・。

私は、電子音のメロディに苛立ちを感じました。
しかし、その場を離れれば聞こえなくなります。気にしないことにしました。

そして、夕方ー。
洗濯物を取り込もうと、非常階段を上りかけると・・・電子音のメロディ・・。
1日中、鳴り続けていたのでしょうか?

D様、そのメロディは、4日間にわたり鳴り続けました・・・。

それにしても、D様、私は疑問に思うのです。
電子音のメロディは、電池で作動しているはずです。鳴りっ放しで、4日間も電池が持つものなのだろうかとー 。
また、たとえ電池が持ったとしても、4日もの間、家族の誰も気が付かないとは・・・。

この隣家は、子供が3人位いるはずなのです。一番下の子は3歳くらいだと思います。
普通であれば、子供同士で騒ぐ声や、それを叱る母親の声などが聞こえてくるはずです。
しかし、それがないのです・・・。子供がいる家庭の「音」がありません。

また、H宅の敷地は70坪くらいですが、庭を整えようとの気持は無いようで、どことなく殺伐とした雰囲気なのです。
まだ新しい家なのに、家に対する愛着が感じられません。我が家から見える裏庭は、草が生い茂るに任せたままです。
夏に2回ほど業者らしき人が、草刈りをしているのを見たことがありますが、刈った草はそのまま何日も放置してあるのです。


D様、この組織犯罪に協力する者は、市井にうごめいています。協力者には、報酬や様々な恩典が与えられています。たとえば、家を無償で提供されることもあると言います。

H宅は協力者・・・? 
隣人としてはあまりに非友好的な態度、回覧板の件、夜の明かりの件、ノイズキャンペーン・・・。
その他にも、疑念を生じさせることがあります。(それはのちの手紙で触れていきたいと思います。)


D様ー。
あなたはどう思われるでしょう・・・?



さて、今年の2月頃、私はこの町のスーパーに行き、「アレッ」と思いました。
自宅が盗聴されていることを実感したのです・・・。

この続きを次回の手紙に書きたいと思います。


D様 ー 。
寒さの増すこの季節を、いかがお過ごしなのでしょうか?
どうか、体調に御留意くださいますよう ー 。

                                                     2009.12.17
                                                           万 留 子


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(30)

D 様


今日のこの地は薄曇りです。
昨日の高く青い空には、半透明のヴェールが掛けられたようです。
薄い陽射しが、敷地の一角を照らし、色褪せたモミジの葉が柔らかく光っています。
風はなく、木々の枯れた葉は、所在なげに舞う時を待っているかのよう ー 。
穏やかな冬の午後です・・・。



さて、D様ー。
ビートルズの「ヘイ・ジュード」という曲は、ご存知のことと思います。
ポール・マッカートニーが書いた曲で、ジョン・レノンの息子へのメッセージだと言われています。
当時、ジョンは最初の妻と離婚しようとしていました。
ポールは、彼らの幼い息子ジュリアンを気遣い、励ます内容のこの曲を作ったのでした。

この曲が、世界各国に流れていた時代・・・世界は冷戦下にありました。
ヨーロッパの東側諸国はソ連の支配下にあり、国民はソ連の傀儡(かいらい)政権の圧政に苦しんでいました。
秘密警察の監視のもと、言論は統制され、暗く重苦しい社会に生きていたのです。


チェコスロバキアもそんな国の一つです。
この国においては、60年代半ば、自由と平和を求める民衆の運動が高まりました。
ドプチェク政権のもと、社会は民主化へと動き始めたのです。
「プラハの春」といわれる自由な社会への流れです。

しかし1968年8月、ソ連軍が突然、首都プラハに侵攻しました。
チェコはソ連の支配下に置かれ、再び、暗く重苦しい空気が国中を覆いました。
そして、1989年のベルリンの壁崩壊の年 ー いわゆる「ビロード革命」の日まで、圧政が続いたのでした。


この国にマルタ・グビショバという歌手がいます。
「プラハの春」の時期に、「マルタの祈り」という曲で、国民の心を捉えました。
永遠の平和を求めるこの歌は、その後、民主化運動の中で歌われ続けたのです。

彼女は「ヘイジュード」という曲を知るや、自分なりの歌詞をつけてレコーディングしました。
この歌もまた、民衆の心をとらえ、反体制運動の中で歌われ続けることになったのです。

圧政の時代を背景とするその経緯は、ドキュメント番組として、NHKで放送されました。
2000年12月の「世紀を刻んだ歌:ヘイ・ジュード ~ 革命のシンボルとなった名曲」という番組です。

D様もご覧になったかも知れません。
今年の10月に再放送されたらしいのですが、私は見逃してしまいました。
2000年の放送の時に観て、感動したことを覚えています。


チェコスロバキアにおける民主化運動は、弾圧を受け、体制を批判する者は、逮捕・投獄・職場追放・・・と迫害を受けていました。

マルタも歌うことを禁じられ、何度も逮捕され、秘密警察の監視下におかれました。
彼女は、ソ連共産党を讃える歌を歌うか、故郷を捨てるかを選べと迫られたと言います。
マルタはそのどちらも選ばず、抵抗の道を歩いたのでした。

彼女は、音楽界から永久追放となり、警察による執拗な嫌がらせを受けるようになりました。
生活は困窮し、流産、離婚・・・やっと得た職も警察によって奪われました。
その後、再婚するまで、彼女への陰湿な迫害行為は続いたのです。

マルタが再婚で得た平穏な日々も、長くは続きませんでした。
彼女は、友人の地下組織の運動家ハヴェルを支援する道を選んだのです。
のちに大統領となるハヴェルは、弾圧を受け、逮捕、投獄が繰り返されていました。

そんな中、「ヘイ・ジュード」は密かに歌われ続けました。
国民の自由と平和を求める熱い波は、国の地面下で、うねりとなっていたのです。


1989年 ー ベルリンの壁が崩壊しました。
その波は、チェコ全土に波及し、プラハでは、参加者80万人ものデモが行なわれました。
チェコ国内の民主化を求める炎は、もはや、消すことの出来ないほど燃え上がったのです。

民衆の中心にいたのが、服役を終えたばかりのハヴェル・・・。
マルタは、ハヴェルの要請で民衆の前に立ちました。

ある学生集会の時、彼女は学生たちから、唄ってくれと頼まれました。
「ヘイ・ジュード」を唄ってくれとー 。

20年もの間、唄わなかった歌・・・彼女は歌詞も忘れかけていました。
やがて、彼女の歌に、学生たちの声が重なりました。
彼らは、弾圧されながらも、この歌を唄い続けていたのです・・・。


人生はすばらしい そして時には残酷なもの
でもジュード 自分の人生を信じなさい
人生は私たちに傷と痛みを与え
時として 傷口に塩をすりこみ 枝が折れるほどたたく
人生は私たちをあやつるけど 悲しまないで

ジュード あなたには歌がある
みんながそれを歌うと あなたの目が輝く
そして あなたが静かに口ずさむだけで
すべての民衆は あなたにひきつけられる

ジュード あなたは知っている
口がヒリヒリ 石を噛むようなつらさを
あなたの口から きれいに聞こえてくる歌は
不幸の裏にある 真実を教えてくれる   (※一部抜粋)



その年12月のビロード革命 ー 。
広場を埋め尽くした民衆は、ハヴェル新大統領に歓喜の声を上げ続けました。


D様、私は思います。
人々を不当に弾圧する組織は、必ず崩壊するのだと ー 。
人の自由な思想や言論を封じることは、不可能なのだと ー 。

民主主義とは、為政者への批判を許す体制に他なりません。
百人百様の思想・主義・主張で混沌としている社会です。
国民に、特定の主義主張を押し付け、批判者を弾圧する社会はいずれ崩壊します。


チェコスロバキアの圧政の時代 ー この国の人々を監視し、盗聴し、検閲し、密告を促し・・・圧政の象徴とも言える役割を負っていたのが、秘密警察(人民保安庁国家保安隊StB)です。彼らは体制への批判を許さず、自由な言論を封じました。

放送メディア、新聞、雑誌、音楽、演劇、絵画・・・また、個人の手紙に至るまで、あらゆるものが検閲されました。
そして、抵抗する者は、尾行、監視、逮捕、投獄、職場追放など、あらゆる迫害を受けたのです。
この息の詰まる暗黒の社会は、そんなに遠い時代のことではありません。

しかし、チェコの秘密警察にしても、何らの容疑のない者を迫害することはなかったはずです。
不当な理由にせよ、体制の中にはそれなりの「ものさし」があったはずです。


日本におけるK・・・予算も人員も、チェコの秘密警察の比ではなく、日進月歩するハイテク機器を備えた組織です。
私たち国民は、この組織が何をしているのか、知りません・・・。

今、日本国内において、この組織に監視されている人はどれくらいいるのでしょう?
盗聴、盗撮、尾行などの技術は、ハイテク機器の使用により、飛躍的に精度を増しているはずです。様々な分野での協力体制も、磐石なものになっていることでしょう。

しかし、不審人物とする対象者がいなければ、この組織は機能をさびれさせ、縮小していかざるを得ません・・・
ターゲットが必要です。

今、日本国中で被害が出ている「集団ストーカー」と呼ばれる犯罪・・・。
被害の内容は、全国的な組織による専門的なネットワークの存在を示唆しています。
それは、一宗教法人、一団体レベルのものではありません。協力者として、宗教法人や団体が利用されている可能性はありますが、主体ではないと思います。

この犯罪の被害者の多くは、被害を受ける理由が思い当たらないと言います。
私にしてもそうです。何の理由もなく、被害が始まり、エスカレートして行ったのです。
それは、悪辣であり、かつ卑劣です。加害行為への「ものさし」すらありません。
そして、被害を口にすれば、精神異常者とされる構図の中で、被害者は訴えるすべを知りません。

政治家そしてマスメディアには、この犯罪を徹底して検証する責務があります。
その責務を、早急に果たすことを願ってやみません。


秘密警察が監視する、暗く、息苦しい社会に生きたチェコの人々・・・。
そして、同様の機関が存在するこの日本 ー 私たちは、この組織をもっと知る必要があるのは確かでしょう・・・。




さて、D様。
前回の続きを書きたいと思います。


コツコツと小さく叩く音・・・。
3年前 ー 貸家に住んでいたWさんが言っていたことと同じです。

昨年まで住んでいたFさん夫婦が入居する前ー。
貸家には、夫の知人である70代の男性が住んでいました。
彼は妻に先立たれ、借金で家を失くし・・・夫を頼ってきたのでした。

夫は、家賃も取らずにWさんを住まわせていました。

彼は、人のいいところもあるのですが、自分を良く見せるための嘘を平気で付く男でした。
他人から賞賛され、驚かれることに執着するのです。この性癖を知っている人は「また、始まった」とばかりに、聞き流すのですが、知らない人はつい騙されてしまいます
夫も何度も騙されているのですが、つい、その口のうまさに乗ってしまうのです。

(私たちは、このWさんにより、ある事件に巻き込まれたのですが、それはいずれの機会に詳しく書きたいと思います。)

同じ敷地内に住む彼とは、家族的な付き合いでした。
私は、お茶や食事に呼んだり、おかずを分けてあげたりと面倒を見ていました。

このWさんが、ある時ー。
「夜中にコツコツと戸を叩く者がいる・・」と言うのです・・・。

彼は、誰か用事がある人が来たのだと思い、起きて戸を開けました。
しかし、そこには誰もいずに、通りの方を見渡しても人影はなかったのでした。

翌日も同じ音が聞こえました。
コツコツ・・・。
Wさんは、その夜も起きて戸を開けました。また誰もいません・・・。

その翌日も・・・。
彼は「また、いたずらだ」と思い、知らんふりで寝ていました。
しかし、起きる気配がないと、「コツコツ」は、何度も繰り返されたのでした。
たまらなくなり、飛び起きて戸を開けると・・・誰もいません。

4日目の夜 ー 。
彼は、玄関戸の鍵を、開けたままにして寝ました。
夜中になり、やはり「コツコツ」の音がしました・・・。
彼は、音を立てずに布団を抜け、忍び足で玄関まで行きました。
そして、いきなり戸を開けたのです・・・。

立っていたのは若い男でした。
「何だ! こんな夜中にー。 毎晩、叩いていたのはお前か!」
立っていた男は、突然開いた戸と、Wさんの怒鳴り声に驚き、しどろもどろになりました。

「アッ・・イヤ・・その、部屋を・・探しているんです・・」
「部屋だと? こんな夜中に何を言ってるんだ、この野郎!」
「・・イヤ・・あの・・スミマセンでした・・・」
「今度やったら、承知しないぞ!」

コツコツと叩く音は、それ以来なくなりました。
「あの野郎、頭がおかしいんじゃないかな・・・」
Wさんは笑いながら言うのでした・・・。
当時、私は「変な人がいるものだ」と思った程度でした。

その後、Wさんが退去し、貸家は空き家となりました。
その頃から、夫が「『コン』という音がする」と言うようになりました。
夜中 ー 部屋の外からその音が聞こえるというのです。

夫の寝室は和室で、西側に窓が付いています。
窓は上下に分かれていて、上の窓は出窓風になっています。
下はサッシ戸で、外側に雨戸が付いています。この下の窓は、普段は閉めきったままで、雨戸も閉めておきます。

夫は、その雨戸に「小石がぶつかるような音がする」と言うのでした。
何の音なのか気になっている様子でした。

「風で、何かが吹っ飛んで来たということかしらね・・・」
「いや、違う。風のない日も音はするし、ほとんど毎日だよ」

私は不審には思いましたが、あまり気に留めませんでした。
そのうち夫は、自分なりに、音の正体を推理しました。
「考えてみたら、猫がオシッコをして、砂をかける時に小石をはじくんじゃないかな」

私はそんな馬鹿な・・・と思いました。
猫が夫の部屋の外で、オシッコをするなんて見たことがありません。
たとえ、そうだとしても、毎日、小石をひとつ雨戸に当てるなんて有り得ないことです。

しかし、夫はその結論を得て、自分なりに納得したのでした。
その後も「音」は続きましたが、夫は猫のせいと思い込んでいるようでした。

D様ー。
私は今になれば分かります。
それは、ノイズキャンペーンの一種なのだと・・・。

Wさんが見た若い男は協力者なのです。
あの男は、犯罪の全容は知らぬままに、言われたことをやっていたのでしょう。
僅かなものでしょうが、報酬をもらっていたのかも知れません。
この組織犯罪に協力しているのは、こんな者たちなのです。

夫の部屋の外に、小石をぶつけるのもこの類いの者なのでしょう。
そして、Lの母親の部屋をコツコツと叩く者も・・・。

原因が分からない音は気になるものです。
不快音や不審音は、人間を苛だたせたり、不安に陥れたりします。
以前の手紙に書いた「ホォー」の音もそうです。
私の行動に合わせて、現在も鳴り続けています・・・。


昨年の12月のことでした。
夕方、洗濯物を取り込むために、私は下宿棟の東にある非常階段を上がり始めました。
その時、どこからともなく電子音のメロディーが聞こえてきました・・・。


D様、この続きを次回の手紙で書きたいと思います。
朝晩の冷えが日ごとに増してきました。
また、何かとせわしい月 ー 体調など崩されませんよう ー 。

                                                2009.12.10
                                                 万 留 子


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(29)

D 様


今日のこの地には、シルバーグレイの空が広がっています。
雲は形を失くし、塗料となって空一面を染めたかのようです。
師走 ー その喧騒はこの地にはおよんでいません。
隣家の寒椿の葉が微かにゆらいでは、時間が止まってないことを教えてくれます。
初冬の静かな日・・・私はあなたへの言葉を紡いでいます。


D様ー。
11月12日のこと・・・。
私は、自分のブログをグーグルで検索してみました。
時々、そんな風にして、検索会社によって書かれた、ブログの紹介文などを確認しているのです。
たいていは、自分自身で書いたものがそのまま載っています。

その日も、私はいつものようにキーワード ー つまり、ブログのタイトルを打ちました。
そして、「検索」をクリックしました・・・。
「・・エッ・・これは?・・」
私は、そこに載っていたブログの紹介文を読み、驚きました。

「 作者は○氏で、彼は自分の体験を通し、集団ストーカーを詳細に分析・・・」
作者は○氏・・・この○の部分には、アルファベットが書かれていたのですが、それは、私の本名の頭文字でした・・・。

検索会社はこの情報をどこから得たのでしょう?

私は、ブログを登録する時に、運営会社の方式に従い、本名やメールアドレスなどを書き入れました。
当然、それは厳重に管理されているはずです。運営会社が、個人情報を他の会社に流すことは考えられません。
また、私のブログのどこを読んでも、私が「○」であると記述した部分はありません。

私は、何か不穏なものを感じました・・・。

D様 ー 。
私は、インターネット上のシステムには精通していませんので、検索会社がブログなどの紹介文を、どのようにして画面に載せるのか知りません。ただ漠然と、担当者がブログの内容を読み、それを参考に書くのだと思っていました。
それ以外に情報を得るすべはないと ー。

だとすれば、「○氏」の情報源は・・・?

D様、これは私の無知による、見当違いな疑心暗鬼なのでしょうか?
こんなことは誰にでもあるのだと・・・私はそうであることを願いました。

しかし、私は一方で、この表記について、それはそれでいいと思いました。
個人情報の流出源については気になりましたが、記述からの実害は何もありません。
氏名は、いずれ明らかにすることも考えていますので、そのままでいいと・・・。

(「彼はー」との記述もありましたが、これは単純なタイピングミスだと思います。)


しかし、3日後ー。
再度、確認した私の目の入ったのは、ブログのタイトルの下に自分自身で書いた紹介文 ー そのままの記述でした。「○氏」が入っていた紹介文は削除されていたのです。

それは今日も同じままです。
私の頭には、疑問符だけが残りました・・・。



さて、D様 ー 。
前回の続きを書くことにします。

11月半ばの夕方 ー あたりは暗くなっていました。
私は洗面所にいました。手を石鹸の泡で一杯にしたその時・・・。

「キャーッ」
突然、女性の悲鳴が聞こえました。私はギクッとして外を見ました。
パルが激しく吠え始めました。

悲鳴を上げた女性は、通りの方にいるようです。
しかし、網戸越しの窓からは、通りの方は見えません。

「キャーッ」
また、女性が悲鳴を上げました。
その声に誘発されるように、パルは、更に激しく吠え続けます。

「キャーッ」
女性は3度目の悲鳴を上げました。すごい悲鳴です。
そして、吠え続けるパル・・・。
私は、慌ててタオルで手を拭き、外に飛び出ました。

犬小屋につないで置いたパルが、通りに向かって吠えていました。
犬小屋は通りのすぐそば、敷地の西南の角にあります。
パルは繋いである鎖を、道路際に精一杯に伸ばし、興奮していました。

「パル、どうしたの!?」
私はパルに声をかけ、吠えている方を見ました。
女子高校生の後ろ姿が見えました。短いスカートに、黒いハイソックスを履いています。
この町のY高校の生徒です。

その後ろ姿には見覚えがありました・・・。


D様ー。
あなたは、悲鳴の不自然さがお分かりになったことと思います。

それは ー。
まず、悲鳴が聞こえました。洗面所にいた私がギクッとするくらい大きなものでした。
パルが吠え始めたのは、その後です。

つまり、彼女が悲鳴を上げ、それに誘発されて犬が吠え始めたのです。
しかし、彼女はその場を立ち去らず、また悲鳴を上げました。
更に激しく吠える犬・・・それでも立ち去らない女子高生・・・。
そして、また大きな悲鳴・・・。

D様、彼女が、最初に悲鳴を上げた理由は何だと思われますか?

道路際にいた犬に驚いたにしても、悲鳴は一度でいいはずです。
そして、すぐその場を離れるのが通常の反応でしょう。

実は、この女子高校生が悲鳴を上げたのは、初めてではないのです。
半年ほど前の夕方、私は同様の悲鳴を聞いたのでした・・・。

突然の大きな悲鳴でした。
そして、犬の激しく吠える声・・・。
その時、私は事務所にいましたので、すぐ外に飛び出しました。
通りに女子高校生が立っていました。

彼女は、私を見ると一瞬、驚いたような表情を見せました。そしてすぐ、何事もなかったかのように歩き始めたのです。
私は、「ご免なさいね」と、その後ろ姿に声をかけたのでした・・・。

それにしても、私は不可解でした。
「何であんなに驚いたのだろう・・・。」

それにしても、咄嗟によく大きな悲鳴が上げられるものだと、私は妙な感心をしてしまったのです。

D様ー。
私はのちに気付きました。
これは、「ノイズキャンペーン」と呼ばれているものの一種なのです。
「ノイズキャンペーン」については、以前にも触れましたが、ターゲットに対し、様々な不快音や不審音を発するというものです。

インターネット上に「GasLighting ー 大人のいじめ 社会のいじめ 日本の現実」というサイトがあります。ここには、この組織犯罪のさまざまな手口が、詳細に分析されています。このサイトから、ノイズキャンペーンについて一部引用させて戴くと ー 。

「(ノイズキャンペーンとは)ターゲットに対し、四六時中何らかの「音」をたて、ターゲットが「音」に敏感になるように仕向ける行為です。 ー中略ー  あらゆる気になる音の攻撃が含まれます。ターゲットの住居付近に加害者や協力者が潜伏し、代わる代わる「気になる音」を出すことが多くあります。

それぞれの音は、日常生活にあってもおかしくない音ですが、ターゲットが意識せざるを得ないのは、その頻度とタイミングです。頻度は四六時中、タイミングはターゲットが何か行動を起こした時、外出時ターゲットが通り過ぎる時、ターゲットが何かに集中し出した時など、実に巧妙です。音を発する人が見えている場合には、ターゲットに意識させる行動を取ったり、冷笑を加えたりすることがあります。」

(この「音」の中には、「高笑い」「咳払い」「子供を利用したす騒ぎ声」ー なども含まれています。)

女子高生が放った悲鳴 ー その不自然さは前記した通りです。一度ならず二度もです。
ノイズキャンペーンの一種だとの見方は、間違いではないと思います。

この犯罪の協力者は、自分の子供すら使うことがあると言います。
わざと泣かせるようなことをしてみたり、被害者の顔を凝視させたり、指をささせたり・・・。
子供は、親に吹き込まれた言葉で思うように動きます。
高校生くらいになれば、もうりっぱな協力者です・・・。

それにしても、D様ー。
私は、暗うつな気持になってしまうのです。
この女子高生は、どんな大人になっていくのでしょう・・・。
身近な大人たちは、彼女に何を教えているのでしょう?
彼女もまた、この組織犯罪の被害者なのかも知れません・・・。

つい先日もー。
「ほら、あの子・・・さっきから行ったり来たりしてるんだ」
貸家に住む小学生のLが、私に言うのでした。
犬の毛づくろいをしていた私は、手を止め通りの方を見ました。
携帯電話を見ながら、歩いている女の子 ー 「悲鳴」の女子高生でした・・・。

その時、バイクが爆音を鳴らして走って行きました。
「あのバイクもだよ。さっきもあっちに行ったばかりだ。いつもだ。」
バイクの騒音は、ノイズキャンペーンに使われることが多いと言います。
私も、その爆音はよく耳にしていました。

ノイズキャンペーンはバリエーションが豊富ですが、被害者にはすぐ分かります。
私の日常も、四六時中、不快音に晒されています。でも、手の内が分かった今は、「ご苦労様」と言う心境になるのです。
気にし出したらキリがないし、それこそ加害者の思う壺です。


Lは、このところ神経質になっていました。
その理由はー、

深夜、母親の寝室を外から、コツコツと小さく叩く者がいるらしいのです。
父親はこのところ1ヶ月以上、出張に行ってますので、Lは母親と二人の生活なのです。
「お母さんは、『気持悪い』って・・・居間で寝てるんだ」

D様ー。
私は以前、ある人から、Lの言うことと同じことを聞いたことがありました。
コツコツと小さく叩く音・・・。

この続きを、次回の手紙で書きたいと思います。



D様、今年最後の月をいかがお過ごしでしょうか?
12月の冷気にお風邪など召しませぬよう ー 。
ご自愛ください。

                                            2009.12.3
                                                   万 留 子



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